演技性パーソナリティ障害
演技性パーソナリティ障害とは
「演技性人格障害」とも呼応されます。常に自分が「主役」でないと面白くないという人格。
「演技性人格障害」とも呼応されます。常に自分が「主役」でないと面白くないという人格。その為、自分を実際以上の「凄い奴」という事にするために虚言を日常的に用います。
何でもない事を大袈裟に表現したりして、とにかく周囲の気を引く事に余念がない為、まともに関わる人間は基本的に疲れます。また、この傾向の人間のSNSなどには、他者の感受を無視した連投や中身の薄い投稿が見られ、如実にその特性が表れます。
診断基準
「演技性パーソナリティ障害」は以下の様な診断基準が挙げられます(「DSM」要約)-
・自分が注目の的となる状況を常に欲する
・感心を引く為、外見に体する過剰な努力を惜しまない
・インパクトはあるが中身に欠いた話し方をする
・わざとらしい感情表現や、演技の様な態度で他者と接する
・暗示や環境、その場の空気の影響を受けやすい
・対人関係を実際よりも親密なものとしてひけらかす
演技性パーソナリティ障害の強み
演技性パーソナリティ障害の人間は、基本的には「目立ちたがり屋」です。自分を中心とした環境下では絶大なパフォーマンスを発揮する為、リーダーシップを握るポジションで活躍するにはうってつけの人格傾向です。
また、些細な事でも大事の様にそれをリアルに説得する能力を生まれながらに持っているので、プレゼンテーション能力を必要とする職業や、役者などの表現者として大成功を収める素質を常人以上に持っています。
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