【記銘とは】


■記銘

【memorization:記銘】

三段階にわかれる「記憶」の過程の第一段階。入力情報の符号化で、刺激や情報をキャッチする段階。その後、「保持」という、記憶を根付かせる第二段階を経て、第三段階の「再生」というアウトプットできる状態になり「記憶」が定着する。

なお、「記銘」には、その情報に対しての好奇心や好感度、その場の環境などによって成功率が変化する。そして、記憶の第二段階の「保持」では、単に繰り返し思い出して覚える(維持リハーサル)よりも、記銘した情報を似た要素と関連づけたり、その情報でエピソードなどを想像すること(精緻化リハーサル)によって保持しやすいという特性がある。これらを経て、第三段階の「再生」することができて記憶が成り立つとされる。また、再生できる段階にも関わらず「喉まで出かかっているが思い出せない」状態を「ティップ・オブ・ザ・タン状態」という。

【関連用語】
・保持 ・再生 ・精緻化リハーサル ・ティップ・オブ・ザ・タン状態



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