反社会性パーソナリティ障害とは

良心の呵責が欠落し、社会性に欠けた思考・言動を躊躇なく行動に移す人間です。




「反社会性人格障害」とも呼応されます。「反社会」という文字から連想される通り、社会性の著しく欠けた思考、言動を躊躇なく行動に移す傾向にある人間性です。
 
秩序やルールを軽視(あるいは無視)する基本観念が人格の根本にあり、最終的には「犯罪」に繋がる様なあらゆる行動をも厭わないという特性が第一です。性格、人格に根付いている特性が故に、「懲りない」という最大の特徴があります。
 
具体的には、些細な事であっても「犯罪」「ルール違反」とされる事は、自身の都合を基準に正当化し、欲望に正直な行動を躊躇なく取ります。
 
条件として、「18歳以上、すなわち大人であるが非行・反社会的行為を重ね、実生活や対人関係に多大な支障をきたす」という重要な点があります。
 
「盗んだバイクで走り出す」のは15歳程度までであれば「反社会性パーソナリティ障害」とは判断されませんが、それを「大人」になっても続けば、青少年の非行、反抗心の表れ、等では済まされず「犯罪と解っていながら実行する人格破綻者」という人格の問題として扱われることがあります。




診断基準

 
「反社会性パーソナリティ障害」は以下の様な診断基準が挙げられます(「DSM」要約)
 
・社会的に定められた法に適合しない行為を繰り返す

・自分の利益や短絡的欲求、快楽を得る目的で他者を騙す、ウソをつく習慣を持っている

・将来的な計画を立てる能力の欠如

・著しい攻撃性を持ち、それを他者に向ける事の抑制、良心の欠如。

・18歳以上である事

・他の精神疾患の症状の経過中ではない場面でも見られる事



社会不適合な「独善的思考」

 
身近な例としては、些細な約束を反古にする人間や、時間を守らないが反省の態度を見せない人間、違反運転を繰り返し何度も免停になる人間など、少なからず、この「反社会性パーソナリティ障害」の傾向がみられます。
 
「反社会性パーソナリティ障害」の人間は総じて、社会に適合していない「独善的思考」を日常的に行動に移します。短絡的で、長期思考能力が欠落している為「その場限り」の言動と行動で生きています。
 
故に、家族や伴侶などの近距離の関係にある人間は基本的に被害者となります。常識や社会的ルールを尊守する人間からすると只の「迷惑人間」と捉えられがちです。




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