【過敏性腸症候群とは】


■過敏性腸症候群

【irritable bowel syndrome(IBS):過敏性腸症候群】

特に器質的病変がないのに腹痛や下痢、便秘などが続く症候群。3カ月以上にわたって間欠的に軽い腹痛や腹部の不快感が続く。検査では炎症などの病変が見つからない。「過敏性大腸症候群」とも呼ばれる。原因は、はっきりとわかっていない。

下痢や便秘が続いたり、交互に現れたりする。排便のしづらさ、大便の残っている感覚、粘液が混じる、便意切迫、ガスで腹が張る、消化不良感、食物に敏感などが症状で、軽くなったり悪化したりする。

この患者の54〜100%が精神障害を合併しているという報告が、アメリカ・ワシントン大学のウォーカー医師たちによって発表された。

数字は研究者によって異なるが、不安は過敏性腸症候群患者の5〜24%、抑うつは8〜50%、ヒステリーは13〜28%、そのほかは5〜35%に見られたという。

そして、過敏性腸症候群に悩んでいる成人患者の25%が「うつ病」か「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」を併発しているという別の報告もあり、併発すると過敏性腸症候群も重症のことが多いという。

また、この過敏性腸症候群は「機能性大腸」「神経性胃炎」「けいれん性大腸」「神経症性大腸」「粘液性大腸炎」「情動性下痢」などとも呼ばれてきた。

 
【関連用語】
・心身症 ・過敏性大腸症候群 ・ストレス



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