当たり前の事の様に、言葉として浸透した「鬱病」のさまざまなケースをここでは記します。
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「うつ」「抑うつ」「メランコリー」「鬱病」と、何だかいくらでも言いようのありそうな不確かな概念です。薬物投与による治療を受けているのが「鬱病」であるのか、ダウナーな作品を書き続ける作家が「メランコリー」なのか、はたまた「メランコリー型性格傾向」なだけなのか、調子が芳しくない「抑うつ状態」で会社を休むのが許されるのか、ハッキリと断言できる機関がどこかといったら、「病院」以外ないのが現状かと思います。
 
病院や心療内科、カウンセラーなどにかかっていなくとも、「このひとは鬱にやられかかっている」という症状を、一般の目線からでも容易に判断できる材料が現代には揃っています。
 
しかし、「心の風邪」としばしば称される割には、風邪の相手をいたわる程の風潮がほとんど浸透していないのが現状です。
 
 
「すいません部長。風邪引きまして、今日休ませて下さい…ゴホゴホ……」
 
「すいません部長。うつで起き上がれません、休ませて下さい….はぁぁ…….」
 
 
前者はいたわってもらえる事が多いでしょうが、後者は首が飛ぶ場合が多いでしょう。
 
「うつ病」の定義づけではなく、ここではあらゆるサンプルの「うつの症状」と、それによる実体験から見いだされる「鬱の視点」を紹介していきます。
 
 
 
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