【偽りの自己とは】


■偽りの自己

【false self:偽りの自己】(心理学用語)

なんらかの心理や、社会的な抑圧などにより真の自己から阻害された心的、身体的状態。

日常生活では「自分とはこうである」と考えて生きているが、そこに固執するあまり「全体的な自己」という観念から離れすぎると、自分は「偽りの自己」と化して、なんらかのトラブルが生じるという。

この時、「相補性の原理」が働き、例えば夢の中に原型が現れ、全体的な統合性から離れすぎた自分に対し、自己が働きかけるということがあるという。

 
【関連用語】
・自己一致 ・フロイト ・ユング ・ロジャーズ ・心理療法



【その他用語を調べる】

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行







> 精神疾患解析トップページへ