【エゴグラムとは】


■エゴグラム

【egogram:エゴグラム】

エゴグラムは、アメリカの心理学者エリック・バーンが創始した「交流分析」という人間関係の心理学理論に基づいた自我状態をもとに、弟子であるジョン・M・デュセイが考案した性格診断法で、人の心を5つに分類し、その5つの自我状態が放出する心的エネルギーの高さをグラフにしたもののこと。

交流分析の構造分析は、人の性格を5つの心の領域(CP・NP・A・FC・AC)に分けて分析する。

・CP:厳しい心。批判的父(超自我)。
・NP:愛性の心。養育的母(超自我)。
・A:大人らしい自分(自我)。
・FC:自由で天真爛漫で無邪気な子供(イド)。
・AC:順応した子供(イド)。

国内では、標準化された質問紙によるものが広く用いられている。一種の心理ゲーム的な使われ方もあるとされる。

 
【関連用語】
・交流分析 ・エリックバーン ・超自我 ・自我 ・イド



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