妄想性パーソナリティ障害とは

 
人間に対し疑心暗鬼で、褒め言葉ですら批判と受けてしまう面が強くみられます。
 


 
あらゆる妄想に囚われるという事は誰しもある事なのですが、「社会生活において悪影響を及ぼす妄想」「対人関係においての悪い妄想」、いわば「度の過ぎた被害妄想」に生活が左右される症状がこれにあたり「妄想性人格障害」とも呼応されます。
 
人間に対し疑心暗鬼で、褒め言葉ですら批判と受けてしまう面が強くみられます。他者から受けた自分の評価に対し、自ら悪意のある含みを作り出して信じ込む、といった基本観念があります。不安障害や強迫性パーソナリティ障害とも関連する症状が多く、共に生活面で強い不自由を感じるか否かという点が診断のラインです。

 

診断基準

 
「妄想性パーソナリティ障害」は以下の様な診断基準が挙げられます(「DSM」要約)

 

・対人において根拠の無い疑心暗鬼に苛まれる

・悪意の無い言葉に、自分を貶める含みがあると信じ込む

・恨みを感じた相手を決して許す事が出来ない

・近い関係の人間に対し、道理に欠けた疑念を持つ

・他の精神疾患の症状の経過中ではない場面でも見られる事


 

妄想性パーソナリティ障害の強み

 
妄想性パーソナリティ障害の人間は、周囲の輪や人間関係から孤立しがちで、また、単独行動を好むといった特徴があります。
 
しかし、妄想を原因として対人関係が上手く行かないが故の孤独の中で育んだ独自の世界観や創造性、ハイレベレルな妄想は、常人には辿り着ける領域ではありません。それらが芸術面や文化面に昇華される場合、むしろ「妄想性パーソナリティ障害」の持つ特性の陽性面が花咲いたと言えるでしょう。
 

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