疑惑症
【疑惑症とは】
■疑惑症
【scepticism, persistent doubting:疑惑症】
自分の行為や言動に間違いがなかったか、誤解がないかという疑惑が強迫的に意識される状態。強迫性障害にみられる症状。その意識や行動が過剰だとはわかっていながらも、自分ではコントロールできないもの。
たとえば、「ちゃんと鍵をかけて家を出たか」と、過剰なまでの不安が生じたり、「この文章で誤解を招かないか」と、何度も執拗に推敲・校正したり、「さっきの会話で相手を傷つけていないか」と、いつまでも不安を引きずったりすることで苦悩することなどが挙げられる。
【関連用語】
・強迫性障害 ・疑惑癖
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