心的外傷後ストレス障害(PTSD)
【心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは】
■心的外傷後ストレス障害(PTSD)
【post traumatic stress disorder:心的外傷後ストレス障害(PTSD)】
死に至る恐れがあるほどの事件を経験するといった外傷体験によって発症し、激しい恐怖感や無力感などを症状に含む不安障害の一型。
戦争体験や天変地異、事故、犯罪に巻き込まれれる、犠牲者になるなどの強烈な体験をきっかけとして発症する。病像としては、悪夢やフラッシュバックによって外傷的出来事を繰り返し再体験したり、外傷的出来事と関連した刺激を持続的に回避しようとする、あるいは反応性の鈍麻を示すことなどが挙げられる。
また、心的外傷後ストレス障害により、睡眠障害や集中困難、過度の警戒心、驚愕反応、などの苦痛を伴う症状が現れる。
【関連用語】
・トラウマ ・不安障害 ・外傷体験 ・フラッシュバック ・行動療法
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