【ヒューリスティックスとは】


■ヒューリスティックス

【heuristics:ヒューリスティックス】(心理学用語)

ある問題を解決する際、必ずしも成功するとは限らないが、上手くいけば解決までの時間短縮や効率化がはかれる方法や手続き。何かを決める時に無意識に利用しているプロセス。英訳は「経験則」。「発見法」などとも言われる。

たとえば、サブスクリションサービスでまだ聴いたことのない自分の好みの曲を聴きたい場合、数多くある曲全てを聴くのではなく、自分の好みのジャンルを絞って探すと、全ての曲をチェックするよりも明らかに早く好きな曲が見つかる。具体的には、たとえば「HIP HOPが好きな人」だったら、HIP HOPのジャンルやヒットチャートをチェックする。

しかし、効率的かつスピーディーな反面、例に挙げた場合だと「自分の好きなHIP HOPの曲」は早く見つけることができるが、「今まで気づかなかったが、実は潜在的に好きである全く別のジャンルの曲」を見落とすという側面もある。このように、必ずしもそれが正しいわけではなく、判断結果に一定のバイアス(偏り)を含んでいることがある。

 
【関連用語】
・発見法 ・発見的手法 ・認知バイアス ・アルゴリズム



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