二次的欲求
【二次的欲求とは】
■二次的欲求
【secondary need:二次的欲求】(心理学用語)
飢えや渇き、睡眠や排泄などの生理的欲求、生命を維持するための欲求を「一次的欲求」ということに対し、学習経験などによって獲得された欲求を「二次的欲求」という。
一次的欲求により動機づけられた行動が基盤となり、社会的な接触を通じて形成されたり、本来、一次的欲求を充足する手段であったものが次第に目的化し、それ自体が欲求として自立したもの。
お金への欲求を例にすると、お金が一次的欲求を満たす手段として社会で確立されているため、お金に対する欲求は二次的欲求となる。
【関連用語】
・マズローの法則 ・安全欲求 ・社会的欲求 ・承認欲求 ・自己実現の欲求
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