大学生無気力症
【大学生無気力症とは】
■大学生無気力症
【student apathy:大学生無気力症】
まじめで順調だった大学生が急に無気力状態に長期間陥ること。五月病やスランプとは異なり、年単位で継続し、留年を繰り返すような状態になる。
男子大学生に多く、学業にのみ無気力でアルバイトや遊びには意欲的な場合が多い。また、学生生活すべてに無気力状態になる場合もある。アメリカや日本で多いが、ヨーロッパにはその報告がほとんどない。
精神科医の稲村博は、大学生無気力症のタイプを以下のように分類している。
1. 登校拒否遷廷型(挫折型)
2. 虚脱型(荷下ろし型)
3. 消耗型(燃えつき型)
4. 社会生活拒否型(モラトリアム型)
5. 怠け型
6. このいくつかがからみ合っている場合
【関連用語】
・アパシー ・モラトリアム ・燃えつき症候群 ・無気力
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