【死の本能とは】
■死の本能
【death instinct:死の本能】(心理学用語)
生の本能に対立し、全ての生体が元来の無機的状態に戻ろうとする基本的傾向を指す。その説明は、生物は無機物より後に現れ、無機物から生じたという見地を前提とする。
正常な精神生活では生の本能と死の本能は協和しているが、精神障害ではこの協和が障害されるという。精神科医のフロイトによって導入されたが、精神分析家らから賛否両論ある概念。
【関連用語】
・フロイト ・タナトス
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