【思春期危機とは】


■思春期危機

【pubecent crisis:思春期危機】(心理学用語)

思春期や青年期においては、第二次性徴や社会の価値観との葛藤など、体と精神がそれまでのバランスを失い、不安や動揺を感じやすくなる。この時期にみられる一過性の精神変調や行動異常を指す。

具体的な行動としては、不登校や非行、家庭内暴力、青年期にふさわしくない各種物質の乱用などが挙げられる。なお、思春期ならずとも、自分の将来が見えてきたことが起因とする不安が生じる「中年期の危機」というものがあると、精神科医・心理学者のユングは唱えている。
 
【関連用語】
・葛藤 ・発達段階 ・アイデンティティクライシス 



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