【コングルエンスとは】


■コングルエンス

【conguruence:コングルエンス】(心理学用語)

「自己一致」のこと。アメリカの臨床心理学者のカール・ロジャーズの理論の中心概念。コングルエンスには以下の点が挙げられる。

 
1. ありのままでいること
2. 自分自身になり、自分を否定しない
3. 裏表がない
4. 感情と行動に矛盾がない
5. 自己の内面に流れる感情おを否定したり装ったりすることなく、ありのままを意識し、かつ受け入れる態度
6. あるがままの自分と、思い込みの自分とが一致すること
 

心理的不適応は「自己不一致」によるのもので、「自己一致」によって解消するとされる。クライエントを援助するカウンセラーの態度として最も重要なもの。

 
【関連用語】
・自己一致 ・自己不一致 ・カウンセラー ・カール・ロジャーズ ・来談者中心療法



【その他用語を調べる】

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行







> 精神疾患解析トップページへ