【キュクロプスの眼とは】


■キュクロプスの眼

【cyclopean eye:キュクロプスの眼】(心理学用語)

例えば、ペンなどの対象物を眼から20〜30cmの所に立てて、左右それぞれの眼でペンを凝視した場合、視方向は異なる。一方、同じペンを両眼で凝視した場合は、単眼視の場合に得られた2視方向のいずれか一方を知覚するのではなく、あたかも両眼の間に仮想された一眼でペンを見ているような印象を受ける。この仮想的な眼のことをキュクロプスの眼と呼ぶ。

なお、キュクロプスとは額の中央に一眼を持つギリシア神話に登場する巨人のこと。

 
【関連用語】
・位置の恒常性



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