親業
【親業とは】
■親業
【parent effectiveness training(P. E. T):親業】(心理学用語)
親業(おやぎょう)は、親としての役割を効果的に果たすための訓練。アメリカの臨床心理学者のトマス・ゴードンが開発した。
カウンセリング的アプローチによる親子のコミュニケーション・スキルを体験学習によって学ぶ。週1回3時間、8回のセッションで終了する。
トマス・ゴードンは、親子が信頼関係を結び、互いに相手に対して温かい気づかいをはらう関係を築く関わり方を親が訓練する必要があると考え、トレーニング・プログラムを開発した。
親と子が、「互いに人格と人権を尊重し合うこと」を相互理解と協力によって実現しようとするところに、真の教育があるとするのが親業であると言えるという。
【関連用語】
・親業訓練 ・教育心理学 ・トマス・ゴードン
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