アンビバレンス
【アンビバレンスとは】
■アンビバレンス
【ambivalence:アンビバレンス】
同じ対象に相反する感情や態度を同時に持つ現象。「両面価値」「両面感情」とも訳される。形容詞はアンビバレント(ambivalent)。
「好きだけど、嫌い」「尊敬するけど、軽蔑もする」など、両極端の情念、価値観を併せ持つ。スイスの精神科医・ブロイラーが使用し、オーストリアの精神科医・フロイトが精神分析理論に取り入れた。
一方の面(多くの場合は、望ましくない面)が無意識下に抑圧され、感情や行動に影響を及ぼす。これが昂じると葛藤状態に陥り、神経症などの原因となる場合もあるとされる。
【関連用語】
・葛藤 ・神経症 ・抑圧 ・スプリッティング(splitting)
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