笑われ恐怖症
■恐怖症 用語解説
・笑われ恐怖症:gelotophobia(ジェロトフォビア)
笑われて「喜」か「恥」か、あるいは?
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【笑われ恐怖症:gelotophobia(ジェロトフォビア)】
笑われることへの恐怖。一種の社会恐怖症で、自身が他者に向けた行為などが「ウケたから笑われた(自他共に喜びの感情を引き起こす笑い)」というケースではなく、「嘲笑された(恥の感情が生まれる笑い)」という類の“笑われ”を過度に恐れること。
自身の欠点に注目され笑われることや、ミスや間違いを指摘される際に笑われるなど、自尊心を傷つけられかねない場面に対して起こりうる感情が「笑われることに対しての恐怖」とすると、恥をかかされることや、心が傷つくということを極度に避ける心理が「笑われ恐怖症」の一因という考え方もある。
すなわち、他者から向けられた笑いによる「喜び」の感情よりも「恥」が上回る場合で、ネガティブな感情体験を有する場合に「笑われ恐怖症」となりうる可能性が出てくるとされる。
また、「笑われる」という場合において「喜び」と「恥」の2つの感情要素を挙げたが、それ以外の感情が起因となり「笑われ恐怖症」となる場合も考えられる。
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