【離人症とは】

 

■離人症

【deparsonalization:離人症】
 
「自分が自分でない」感じの精神状態。「自我障害」のひとつとされています。「自分が自分である」という当然の感覚がバグっている感じです。例えば、自分の右手を見つめて触ったりしても「自分の一部ではない」と感じたり、感覚的に自分が存在していないように感じる症状です。何かをしていても「自分が行動している」という感覚が無かったり、「現在」という感覚が無かったり、鮮明な感覚はあるが認識がぼんやりしていたり、自分がバラバラになっている自己不確かな感覚である状態です。
 
うつ病やパニック障害、統合失調症の症状として多くみられます。また、各種パーソナリティ障害の症状を持つ者もこの「離人症」の症状を訴える事が比較的多くみられます。「自分が自分ではない感覚」という抽象的ともいえるこの症状は、当人にしかその感覚がわかりません。慢性的な精神疾患と深く関わり、精神疾患特有の「本人にしかその感覚が理解されない」という点が非常に強く、また、基本的に長期間持続される事が多いため、地味に辛い症状です。パニック発作時に強い離人感を体験する例が特に多くみられます。
 
【関連用語】
・自我障害 ・感情異常 ・パーソナリティ障害 ・パニック発作

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