空の巣症候群
【空の巣症候群とは】
■空の巣症候群
【empty nest syndrome:空の巣(からのす)症候群】
子育てが終わり、家庭が空になった孤独な中年の主婦がうつ状態など精神に不調をきたすこと。
それまで多忙で充実していた愛の巣ともいえよう家庭がからっぽになったことにより、虚無感や離別感、孤独感を感じてうつ状態や不安神経症などになる。孤独感や、失った生きがいを埋めるかのように、依存性のある物質や行為にのめりこみ、アルコール依存症やギャンブル依存症になることもあるという。
喪失体験と更年期と重って内分泌的変化も関係し、心の不安定の増幅を大きくさせるという。
【関連用語】
・中年期危機 ・アイデンティティクライシス ・バーンアウトシンドローム
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