【オペラント条件付けとは】

■オペラント条件付け




【operant conditioning:オペラント条件付け】
 
今まで出来なかった事、認識していなかった事を、報酬や嫌悪刺激(罰)に
適応し、自発的にその行動を行うように学習する事。
以下の「スキナー箱」の実験が最も解りやすいオペラント条件付けの解釈です。
 
 
■スキナー箱
 
アメリカの心理学者、行動科学者「バラス・スキナー」が開発した、
オペラント条件づけや行動研究に用いる実験装置の事。
 
スキナー箱の中にはレバーがあり、それを押すと給餌装置から餌が出てくる
という仕組みです。そこにマウスを入れ、報酬であるエサを得るまでの
「条件づけ」を学習させるというものです。
 
 
・ネズミはレバーを押すとエサが出てくることは知らないので、
 最初は腹ペコのままウロウロします。
 
・そのうち偶然レバーをさわってエサをゲット。
 
・その偶然が重なるうち「レバーを押せばエサが食べられる」
 という条件を学習します。
 
・報酬であるエサに「レバーを触るという契機」が条件付けが
 されるという訳です。
 
 

また、この「オペラント条件付け」は、戦争における軍事訓練にも活用された
という事実もあります。
「人を殺す」という良識に反する認識に条件を加え、「条件反射的に敵を殺せる」
という事を容易にする為です。
 
この例のみならず、条件付けは、ある種の「洗脳行為」にも利用されています。
脳の「報酬系」を操り、認識を追加する事は、日常的な様々なシーンでもみられます。
 
「手順にならいカードを使い、ポイントが溜まり、ちょっとお得。
なので、そのカードが使える店を利用し続ける。」
なんていうささいな事も「条件付け」の一つでしょう。
 

【関連用語】
・報酬脳 ・スキナー ・エドワード・ソーンダイク ・随伴刺激操作 ・行動療法


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