■ネガティブな想像の暴走が制御不能



電話が鳴った時、「良い報せ」をまず思い浮かべる事が多いか「残念な報せ」を思い浮かべるか。反射的にどっちか。というチェックです。

結果はいわずもがなですが、「うつ傾向」以上の人間の選択は、必ずと言っていい程「後者」です。私も「後者」です。基本的に電話が鳴ると、「嫌な想像や残念な予測」が光の早さで頭をよぎります。

「ふとしたアクション」に対し、「反射的にネガティブになるか否か」という事です。そうだったらうつ病寄りだ、という程乱暴なものではございませんが、あくまで傾向として如実にみられる一つの「事実」です。

そして、この「想像や予測、憶測がどれだけネガティブか」というところがK点超えすると「想像の病」ひいては精神疾患、鬱病レベルになるのでしょうが、そこを全面的に受け止めてしまうと、「うつ病は気の持ちようでなんとかなる」という完全否定すべき概念を肯定する事になってしまいます。

「ネガティブな想像の暴走が制御不能」
「ファンタジーなお花畑思考が止まらない」
「サイケデリックな不思議気分が朝イチから。これが基本」

これくらいのレベルの事を言っていたとすれば、確かに「想像の病」です。それは、気の持ちようでどうにかするのは無理だとおもいます。
脳内神経伝達物質のブレンド比は、激しく狂っているのかもしれません。少なくとも、薬物やらの治療ではないと効果が望めないクラスかもしれません。
という訳で、「想像の病」という捉え方は一理あり、ファンタスティックだ。というお話です。

次は、ごく最近知人が放った言葉で「刺さった」ものを挙げます。それは、

「うつ病の問題は、9割方お金でどうにかなるんだよね」

という横殴りの暴言です。

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